白内障
「しろそこひ」とも言われ、瞳孔の後ろにある透明な水晶体が白く濁ってくる病気です。
症状には「ものがかすんで見える」「眩しい」「明るい所での視力低下」などがあります。
人によっては近視が進行したり、乱視が強くなったりします。
白内障進行抑制点眼液を1日5~6回点眼することにより進行を遅らせることができます。
日常の生活に支障をきたすようになったら手術治療を行います。
普通自動車免許を持っている人は、両眼視力が0.7を切ったら手術の適応です。
手術は水晶体前嚢を切開し、中の混濁を除去し、替わりに眼内レンズを入れます。日帰り手術が普通です。
手術後水晶体後嚢が濁る、後発白内障が発生し、視力が低下することがあります。
その時にはヤグレーザーで後嚢を切開することにより、視力が回復します。